お茶が文化として洗練された、織田信長、秀吉、家康と戦乱の時代、千利休は秀吉に切腹を命じられ、弟子たちに残され伝わる最も日本人らしいと言われる芸術の集大成『茶の湯』の文化。
この時代の影に添うようにザビエルに始まるキリシタン布教と迫害の歴史。一切片鱗も残さない『根絶』へとこちらは向かう。
だが人が静かに動き、思いに目を向ける時、350年前に失われたはずのものが湯の香りの中に立ち込める。

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あまり詳しくはないのですが、十字架の茶碗は古田織部の
たいそうお高い(国宝?、重要文化財?)らしい。